MG400エンドエフェクタ

DOBOT MG400 エンドエフェクタ

MG400 エンドエフェクタ

　　　　MG400は、小型で高精度な卓上型協働ロボットであり、多様なエンドエフェクタ（先端工具）を取り付けることで、幅広い作業に対応可能です。以下に、MG400で使用される主なエンドエフェクタの種類と用途を挙げます。

主なエンドエフェクタ

1．グリッパー（ハンドタイプ）

• 用途: 部品の把持や搬送
• 種類:

　　　　　　電動グリッパー: 精密な力加減と制御が可能。　

　　　　　　空気圧グリッパー: 素早い開閉動作が得意。　　　　

2．吸着パッド（バキュームグリッパー）

• 用途: 平坦で軽量な物体の吸着搬送（例: ガラス、プラスチック、薄い板材）。
• 特徴: エアー圧を使用して物体を吸着。

3．溶接ツール

• 用途: 小型部品の精密溶接や接合。
• 特徴: 熱溶接やレーザー溶接に対応可能。

4．ディスペンサー

• 用途: 接着剤やシーリング材の塗布。
• 特徴: 液体の微量吐出制御が可能。

5．ペンタイプツール

• 用途: 描画やレーザー彫刻。
• 例: 簡単なマーキングや微細加工。

6．カメラモジュール（ビジョンシステム）

• 用途: 画像認識を利用した検査や位置補正。
• 特徴: AI対応カメラを組み合わせることで、より高度な操作が可能。

7．研磨ツール

• 用途: 部品の表面仕上げやバリ取り。
• 特徴: 一定の圧力を維持しながら研磨。

8．カスタムツール

• 用途: 特定用途に合わせたカスタマイズ可能なエンドエフェクタ。
• 例: 専用ジグやプロセス用ツール。

選択ポイント

MG400でエンドエフェクタを選択する際のポイント：

　1．作業内容の確認:

　　掴む、吸う、塗布する、など作業内容に応じた選択が必要。

　2．サイズと重量:

　　　　ロボットの最大可搬重量と対象物のサイズを考慮。

　3．カスタマイズ性:

　　特殊な作業に対応する場合、カスタムツールが必要。

　4．制御システムとの互換性:

　　DOBOTのコントロールシステムとスムーズに連携できるか。

アスカ株式会社はMG400の正規代理店として、エンドエフェクタの選定やカスタマイズに関するサポートも行っています。詳細や導入のご相談が必要な場合はお気軽にお問い合わせください。